紅葉シーズン。
今回は福井県の永平寺に行ってきた。
あいにくの曇りだったが、それが逆に荘厳さを増しているようでとても立派だった。
平日だったが、観光バスのツアー客と時間がちょうど重なり人は多かった。
ちなみに
- 参拝時間 8時30分~16時30分(※16時まで受付)
- 駐車場 300円
- 拝観料 大人 500円
小・中学生 200円
障がい者手帳ご提示の方 200円
(付き添いの方は500円)
未就学者 無料
だそうだ。(駐車場は場所による)
日帰り参禅体験(座禅)というものもあるらしい。
こちらは事前予約不要で約50分間。一日三回実施とのこと。
・10時~
・13時30分~
・15時30分~
一泊二日の宿泊体験もあるらしい。
というかそもそも無知の状態で行ったのだが、永平寺には修行僧がたくさんいらっしゃる。
実際にここで生活をしながら修行をしているようだ。
至る所ですれ違い、会釈するでもなくただ通り過ぎる。
修行としてあらゆるものを断絶し下界から離れているのに、観光客を毎日のように目にし、見物のようにさらされる。どういった経緯で修行僧になり、日々どんな日常を送りどんな気持ちで過ごしているのだろうと色々考えてしまった。これこそが雑念だろうか。
床や柱はどこもピカピカに磨き上げられていた。
ふと前を歩いていたご夫婦が「これも自分たちで毎日磨いてるんだよね」と話しているのが聞こえ、なるほどそういうことか、と思った。
傘松閣という部屋の天井には230枚の絵が描かれていて、一枚一枚絵柄が違い見物だった。
皆が足を止め天井を見上げている。
これは後から知ったのだが、基本花鳥風月がモチーフのところを5枚だけ違うテーマで描かれていて、それらを見つけ祈りを捧げると願いが叶うそう。(リス、青唐獅子、白唐獅子、2匹の白い鯉、黒い鯉)知らなかったので全然気づかなかった。
ところどころ線香の香りのする境内はとても広く、すべて見て回るのに一時間弱程かかった。
きちんと壁に順路が書かれており、迷路さながらも迷わずに済んだ。
開放的な造りで自然に囲まれ空気が澄んでいるのを感じた。
どこから見る景色も美しく、寺院の荘厳さと相まって心が穏やかになるようだった。
神社・仏閣はやはり良い。
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